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2010/01/04

SHELBY LYNNEとNEKO CASEを迎えたソロの新作を4月にリリース

J GEILS BANDのフロントマンPETER WOLF が、8年ぶりとなる7作目のソロ・アルバム『MIDNIGHT SOUVENIRS』を4/6にVerve/Ume Recordsからリリースする。

そしてこの14曲入りの新作に関してWOLFは、「今回の作品は、僕が幼い頃から好きで耳を傾け、かつ影響を受けてきた音楽をベースに制作されたものだ。カントリー要素もあれば、フィリー・サウンドもあるし、ストレートなロック・チューンもある。でも僕に影響を与えてきたそれら様々なサウンドを形にすると同時に、お決まりの型にはまらない響きの作品になるよう自分なりに手を加えたつもりだよ」とコメントしている。

高い評価を得た2002年の前ソロ作品『SLEEPLESS』からは8年ぶりとなる今作だが、制作にあたってはニューヨーク、ボストン、ロサンゼルスで2年に及ぶレコーディングを敢行したという。また共同プロデューサーには、前作『SLEEPLESS』および1998年の『FOOLS PARADE』も手掛けたKENNY WHITEを起用。そして曲作りにおいては、STEVE WINWOOD、ERIC CLAPTON、JOE COCKERなどの作品でも知られるWILL JENNINGSと、ナッシュヴィルで活躍するソングライターANGELO PETRAGLIAとTAYLOR RHODESとタッグを組み、WOLF自身も共同ソングライターとして参加する形で進められた。

さらにアルバムにはゲストとして、SHELBY LYNNEが「TRAGEDY」に、MERLE HAGGARDが「IT'S TOO LATE FOR ME」に、そしてNEKO CASEが「THE GREEN FIELDS OF SUMMER」にそれぞれ参加し、故・WILLY DEVILLEに捧げる作品として「THE NIGHT COMES DOWN」という楽曲も収録されるという。

そして前作から8年という歳月に関して、WOLFは「かなり時間がかかってしまったのは確かだが、急いで作る必要性をまったく感じなかったんだ」とコメント。そして「このアルバムには特にテーマというものはない。ただ強いて言えば、“ノクターン”っぽい雰囲気があって、真夜中の時間を越えた冒険的な要素を感じさせる作品に仕上がっていると思う」と語っている。

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